君に好きと伝えたくて。
一度江戸に戻ると聞いたときは、どうなるかと思ったけど、もう任務も終えて荷造りをしたら京に戻って来るみたい。



よかった。


僕は、朝ちゃんについて江戸に行くことになった。


柳角桜の人たちに事情を話すとみんな別れを惜しんでいた。


朝ちゃんの新造として頑張っていた春さんは、とても泣いていた。


みんな朝ちゃんは大切にしていたんだなって思った。


< 123 / 257 >

この作品をシェア

pagetop