君に好きと伝えたくて。

『というか、指の付け根大丈夫か?それと平助は頭切られたんだろ?』


「新八は大丈夫そうだな。平助は屯所に運んだ。まあ大丈夫だろ。
それと、会津藩はおれが追っ払っちまっ「おー!」おい!被んなよ!総司!」


あ、土方さん…。


「あ、ごめんなさいっ。あ、僕ちょっと怠いのでお先に失礼します。」


総司はそう言うと、一人で足早と屯所に戻っていった。
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