スターチスのように
『嘘だろ。ローズだ。』



それを聞いたレオは助ける決心をした。



『すみません。どいてください。』



人だかりを次々にかき分けてレオは海に飛び込んだ。



少し下の方へ泳いでいくとローズが浮かんでいた。



(ローズ)



レオはローズを抱き抱えると沖まで上がった。



『はぁ…はぁ…』



『ローズしっかりしろ。』



『無駄だよ。人間の息は4分まで…タイムリミットが近づくね。』



『ピエール…誰のせいだと思って。』



『俺のせいで落ちたわけじゃないだろ。』



ふたりがそう話していると人だかりにいたひとりが言った。



『そういえば俺そいつがその子を突き落としたの見たぞ。』



『俺も見た。』



『私も見たわ。』



次々に目撃者が増えていった。



『ピエール…どうゆうことだ?』



『そいつは俺の人生をどん底に突き落とした張本人だ…』
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