スターチスのように
ノアの家
『なぁピエール!お前…俺の女によくも酷い事をしてくれたな。罪を償え!!』



『ならノアに家を見つけてあげて!私とずっといても可哀想だから。』



『俺はお前といたいぞ。証拠見せてやろうか?』



ノアはそう言ってローズの顎をクイッと上げて顔を近づけました。



(うっ動けない。怖い助けて…)



ローズがそう思ってるとレオがローズの肩に後ろから手を伸ばしてギュッとして言った。



『こいつ俺のだから手ぇ出さないで』



『レオ!』



『馬鹿かお前は!?ノアは男なんだぞ。いくら友達でも用心ぐらいしろ。』



『ごめんなさい。』



『ったく』



『そいつの家見つければいいのか?ならローズの本当の家で良くないか?』



『えっ?お母さんに?』



『ああ。』



『ローズの家なら住みてぇ』



『なら急ごう』
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