スターチスのように
狙い
『レオ、その子に服を選んであげな』



『ああ、分かったけど…俺の趣味でいいのか?』



レオはそう言ってローズの方をチラッと見た。



『いいよ。』



ローズは微笑んだ。



『それじゃあ…これ』



(ローズに凄く似合いそうだなぁ)




レオが選んだのは薄紫色のいかにも女の子って感じのワンピース




まるで、乙女チックな街の可愛い女の子が着ていそう服…



『わぁ…可愛い!!』




(私、好みじゃないけどレオが選んでくれたんだもん…)



『ローズちゃんだったよね、向こうで着替えようね。』



『はい!!』
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