甘いキスに溺れてく





今だけでいい


その甘いキスに溺れさせて…。


そう思っていると一ノ宮主任は私を机の上に押し倒した。


そのまま一ノ宮主任は私のスカートに手を忍ばせてきて、その手が太ももに触れて思わず声が出てしまった。


「あっ…」


すると一ノ宮主任は急に私から体を離した。


「悪い…実は一年前から田辺の事が好きだった。彼氏が居ないと分かって抑えてた気持ちが先走って、キスしたら止まらなくなってしまって済まなかった。」


「私もっ、一ノ宮主任の事が、一年前から好きでした。
彼女が居ると思って諦めてました。」


まさかお互いが好きだったなんて思いもしなかった。


「何だ…それなら早くに気持ちを伝えとけば良かった。
お互いが好きって分かった以上はもう抑える必要ないよな?
抑えてきた分、もう止められない!」


そう言って再び一ノ宮主任の甘いキスが私の唇に落とされた。


バレンタインの夜、誰も居ないオフィスで再び私は甘いキスに溺れてく…。






【完】
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:11

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

恋愛シュミレーション

総文字数/3,533

恋愛(ラブコメ)5ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「峯岸さんってさ、彼氏いたことないでしょ?」 「……」 お願いだから私に構わないで!! なのに彼は 「ねぇ、明日の休みさ、デートしようよ」 「む、む、無理です」 「じゃあ、明日の10時に迎えに行くから」 そう言って彼は帰っていた どうなっちゃうの私!? *更新遅いです*
恋の契約は永遠に

総文字数/55,860

恋愛(オフィスラブ)90ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「何でそんなに可愛いの?」 「食べちゃっていい?」 「そんな可愛い顔、他の男に見せるなよ?」 そんな言葉で私を惑わせる彼だけど 絶対にからかわれているだけ そう思いなんとか誤魔化してきたけど "好きになりそうです" でも彼には謎の美女の影があって…… ✱更新は遅めです✱
クールな彼と甘い時間

総文字数/993

恋愛(オフィスラブ)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
『スイートバレンタイン企画』

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop