【短】セント・ミステイク
そんな事を繰り返していく内に、時間はどんどん過ぎてゆき――――……


「じゃあねーー」


「今日カラオケ寄ってかない?」


「…………」


ハハハ……なんてこった。


まさか1日蜂谷を避けまくって、放課後になってしまうとは……っ!!


「あぁぁあぁ………私何やってるの……!!」


ガックリと項垂れても、時間は巻き戻せない。


私の手元には結局渡せなかった、オレンジ色のラッピングの紙に包まれたトリュフの箱がさみしげに残っていた。


「どうしよう、このチョコ……」


誰か別の人にあげちゃう?自分で食べちゃう?
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