100年分の恋の言葉
受信:原くん
《敬語とかええから。名前くらい知ってるから!》
『名前くらい知ってる』
あたしは原くんのその言葉を気に止めることもなく、深く考えなかった。
送信:原くん
《分かったよ。原くんは京介と仲良いの?》
受信:原くん
《中学からの友達。一番仲良かったねんよ》
…関西弁?
まあでも、メールだし話てみないと分からないよね。
送信:原くん
《そうなんだ!中学の時の京介はどうだった?》
受信:原くん
《今より女好き激しかったでぇ~!って言うのは嘘で…今と変わらへんな》
原くんって面白い人だな。
いつしか受信ボックスの中は原くんの名前でどんどん埋まっていった。
《敬語とかええから。名前くらい知ってるから!》
『名前くらい知ってる』
あたしは原くんのその言葉を気に止めることもなく、深く考えなかった。
送信:原くん
《分かったよ。原くんは京介と仲良いの?》
受信:原くん
《中学からの友達。一番仲良かったねんよ》
…関西弁?
まあでも、メールだし話てみないと分からないよね。
送信:原くん
《そうなんだ!中学の時の京介はどうだった?》
受信:原くん
《今より女好き激しかったでぇ~!って言うのは嘘で…今と変わらへんな》
原くんって面白い人だな。
いつしか受信ボックスの中は原くんの名前でどんどん埋まっていった。