俺様上司は溺愛体質!?

(……これから別の部屋に帰るなんて耐えられそうにない。目が覚めてこいつが隣にいないなんて考えたくない。夢の中でも一緒にいたい。)

 そこで実に自分勝手に、真屋は決断する。

(とりあえず俺の部屋に引っ越させて……それからゆっくり考えて、二人で住む部屋を借りればいい。)

 


------

 

「……ちとせ、大丈夫か」

 シーツにうつぶせにぐったりとするちとせは、ふわふわした意識の中でなんとかうなずいた。

「はい……」

 真屋は背後からのしかかる形でちとせを抱きしめている。
 肩や背中に戯れに口づけながら、抱きしめて離さない。


< 271 / 275 >

この作品をシェア

pagetop