世界を敵にまわしても
高校の授業は50分だけど予備校の授業は90分。




時間も長いけど、内容も受験に特化した濃いものだからかなりきつい。




最初の数日は慣れるのに精一杯で、高塚君に気を取られる精神的な余裕はなかった。




そして徐々に慣れ始めた2週間目には完全に受験モードになり、高塚君を見かけてもある程度は平常心を保てるようになっていた。



こうやって、うやむやのまま忘れて行くのが正しいのかもしれない。




高塚君への恋心に、 諦めに似た気持ちが芽生えつつあった。





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