世界を敵にまわしても
いやそんなことより、『忘れて帰りました』なんて普通言うか!?



多少は言い訳するものだよね!?



正直すぎる人なのか、これも嘘なのか。



わざと来なかったわけじゃないって信用していいのかな。



「いいえ。
気にしないで下さいね」



疑問は捨てられないもののこう答えるのが精一杯の私に、高塚君は一冊の薄い問題集を取り出した。


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