武士になりたい!

尊敬

【山崎烝】


ちょっとした確認やった

沖田に手を出したら、誰が守りに動くか…





多分…




沖田は、かなり強い

若いクセに、ええ目をしよる


だから、誰も動かへんと思ったが


土方はんか…



幹部らが解散して、部屋を出る

近藤局長 山南副長 土方副長の前に座る




「山崎
総司は、俺らの弟みてぇなもんだ
生意気な奴だが、さっきみたいな事は
しないでくれ」

「はい」

「気になることがあれば、俺に聞け」

「はい」


なんや… 見破られてたんかいな


「山崎君!歳の元で、大変だろうが
頑張ってくれ!!」

「はい」


「困った事があったら、遠慮せず!
頼って下さいね!」

「はい… あの…」

「山崎」


ゴホンッ と咳払いをして、土方はんが



「近藤さんと山南さんには、言ってある」

「…ほんなら、ええんかな?」

「あぁ お前の存在は、さっきの幹部以外には、公表しねぇ
本職も続けて構わねぇ
その代わり、扱き使ってやるよ」

「土方副長を我が主君とし、誠心誠意
尽くします!」








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