武士になりたい!
翌日


僕は、土方さんの隣部屋に引っ越しした

荷物のない烝の為に、余っている布団を
貰って来た


着替えとかは、今まで通りあの狭い部屋で
するから荷物の引っ越しがいらない


今夜から、烝と一緒かぁ~


何の話をしようかな

楽しみだなぁ~





「山崎 大阪へ行ってくれ」

「はい」





それは、昼過ぎの事だった


なんと…


大阪に行っている谷さんから
応援が欲しいという文が届いたのだ





幹部が解散してそれぞれ自室に戻る

僕も自室でしょんぼりしていた


「総ちゃん…ええ?」


天井から声がした

「どうぞ」


ここは、君の部屋でもあるのに…


「総ちゃん…コレ作ってん/////あげる!
ホンマは、一緒に食べるんやってんけど
大阪行かなあかんから
二つ共総ちゃん食べて!」

「わぁ!嬉しい!!ありがとう!!」

「総ちゃん… 」    ちゅっ

驚きました


烝が口づけをしてくれた

「ほな、年内は、戻られへんみたいやから
いってくるな!」

「気をつけて!風邪ひかないようにね!」

「うん!おおきに!」






相部屋になってから


一日も一緒に寝ることなく


年の瀬に向けて、慌ただしい日々


忙しいおかげで、少しさみしさが


紛れる











はあ~ 風邪ひいてないといいけど















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