運命の恋、なんて。
ニコニコしながら八雲くんの元へと戻る途中、またしても目撃してしまった。




逆ナン…。




「ね~、そんなこと言わずに遊びに行こーよ」




「ハハ、そんな暇じゃねーの」




ホントにモテるよね。




昨日から、何度こんな状況を見てきたか。




こんなにモテる男の子と付き合うって、あたしの恋、前途多難の予感。




女の子は、ぐいぐいと八雲くんの腕を引っ張っている。




私服を着ているから、どこの学校の子かはわからない。




多分、高校生。




同じぐらいかなー…。




側に寄ることもできず、固まっていると。




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