運命の恋、なんて。
帰りの道のりは、思ったより早かった。




行きは長く感じたのに、不思議…。




21時はとっくに過ぎてるけど、そんなに遅くなった気がしない。




「遅くなったな、親大丈夫?俺、顔出して帰ろうか」




それこそ大変だよ!




彼氏ができたことから話さなきゃいけないし、色々聞かれて八雲くんも困るだろうし、家族にはまた…そのうち紹介しようかな。




「ううん、大丈夫!送ってくれて、ありがとう」




「ん。おやすみ」




帰ろうとしていた八雲くんの背中に、思わず触れる。




名残惜しい…。




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