運命の恋、なんて。
信じられない結果がでた。




適当に書いた、有名大学の合格率が…A判定。




20時20分頃、2教科の授業が終了。




帰る支度をしていると、英語担当の塾講師が近づいてきた。




「胡桃ちゃん、模試頑張ったじゃん。まさかあんなにいいと俺も思わなかった!」




イケメンで会話も楽しく、生徒たちに人気がある人。




誉められて、嬉しくなる。




「あたしも驚いちゃって」




「俺の大学が志望校だったんだな。もし本気で狙うなら、受験対策とか教えるから」




親切だなぁ。




でも、適当に書いたとはなんとなく言えない雰囲気。



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