もし明日世界が滅びても【完結】
「分かっていただけましたか?私は何も自己欲求的にお兄さんを引き留めてる訳ではありません。むしろ自分勝手なのはお兄さんです!」
「…………俺に関係するってどういうことだ?」
「"頼み事"をしに来た人の名前は『連城 雅樹』(れんじょう まさき)です。」
「…………。」
「私に着いてきてくださいますか?」
強引だとは思ってる。
だけどこれで私はお兄さんを保護する事に成功した。