キミのバスケを守りたい



「別に悪い意味で言ったわけじゃねぇから。そんな顔してこっち見んなよ。



正直あの話をしただけでここまでしてくるなんて思いもしなかったからびっくりしてんだよ。



なんか……あんたにはそのまっすぐさに勝てる気がしねぇな」



「……え?」



わたしは望月くんが口にした言葉をもう一度言った。



それって、もしかして……。



って頭に過ぎったけど間違ってたら恥ずかしくて口には出せなかった。



「頑張ることは自分で決められるんだろ?



それならその言葉に懸けてもう一度バスケをやってみようと思った。



それにある人にも自分の抱えているこの過去は変えられないけど、今と未来はどうにだって変えられるって教えてもらったから……



俺、中学の時の過去を越えたい」


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