E・N・M・A~えんま~


天井の少し黄ばんだ壁紙を見ながら思い出す。



塾からの帰り道。







銀色の長い髪と赤い瞳が印象深く、目に焼き付いて離れない。



幻想とも思えないーー。





懐かしいような香りに抱き締められた……それも真夏の夜の夢なのだろうか…?



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