お兄ちゃんに変わってお仕置きデス☆
ポツポツ


下駄箱の所で靴を履いていると雨が降り出していることに気づいた


美香「うわぁ…雨ひどいな…傘持ってきてないし」


私が困っていると


視界が暗くなった


美香「んん?」


?「だ〜れだ」


美香「ん〜…」


このシトラスのイイ香りに、この手の大きさ…これは


美香「翔馬!」


翔馬「当たり〜、よくわかったな」


美香「そんなのすぐわかるよ、翔馬だもん」


ふふふ、と私は笑う


飯田翔馬(高校二年)、私と同級生で幼なじみだ。クラスも一緒だし結構仲がいい。


翔馬「美香、傘持ってねーの?」


美香「うん…忘れてきちゃった…」


翔馬「なら俺の傘に入れよ。家まで送ってやる」


翔馬は照れくさそうにそう言った


美香「い、いいの?」


翔馬「いいに決まってんだろ!」


美香「翔馬、ありがとう」


翔馬「おう」


私は翔馬の傘に入って家へと帰った


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