部活内恋愛‐部恋。‐


試合のあとは
ロッカールームに、
応援席の部員や、
私達マネージャーも
全員集まった。


ロッカールームは
何とも言えない空気で――…


――…


後半25分、
如月高校が先に攻めの体制を
仕掛けたのだ。

楓高の守備は破られ、
ゴールを決められた。

〈2―1〉

試合会場のスクリーンには
認めたくない数字が
大きく表示されていた。


私は思わず顔を伏せてしまって
ゴールの瞬間は見ていなかった。

大事な瞬間に
目をそらしてしまうなんて
マネージャー失格だ。


うつむく部員たちを
励ましたくても言葉が
見つからなかった。


声を上げて
泣いている選手たち…


隣で由香さん・メグさんも
泣いてる。



部長が後輩部員たちに言う。

『お前らは、
 まだ泣くなって…。
 俺らの分まで
 来年は絶対勝てよ!?
 俺らは応援に
 かけつけるからなっ!』


『 はいっ!! 』


私も目に涙が浮かぶ。


< 70 / 313 >

この作品をシェア

pagetop