部活内恋愛‐部恋。‐


――――――……


…その日、初めて勇介と
たくさん言葉を交わしたね。


時折、勇介が
声をあげて笑うのが新鮮で、
すごく嬉しかったんだ。


笑うたび、
目が合うたびに
胸がキュンと鳴った。



自分を落ち着かせるために、
ずっと話し続けた。


勇介は聞き流すわけでも、
喋るわけでもなく、
ただただ私の話しを
優しく聞いてくれた。


その瞬間だけは
お別れ会と
いうことを忘れて、
勇介しか
目に入ってなかったよ。



だめだなあ。自分(笑)



< 79 / 313 >

この作品をシェア

pagetop