犬探偵 テルン‼



先程、俺の大嫌いな体育が終わった…。

別に運動が出来ないわけでわない…。

ただ嫌いなだけである…。

「よっ!」

「お疲れ…。」

こいつは、さっきいっていたゴールド…。

唯一話を聞いてくれるやつで、そして俺とは他の誰にもない共通点のあるやつだ…。

しかし、その唯一の共通点以外はすべて白黒だといっていいほどの正反対さ。

「よし‼
教室まで競争しよう‼‼」

…。

こいつはバカか?

俺が運動が嫌いなのは一応知っているはず。

「………。
勝手にいってこい。」

この世で運動以上に面倒なことはない。

それくらい俺は運動大嫌いだ…。


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