わたしがあなたを愛した証拠
forgot memory
神様と話した内容が頭から離れなくて1日中
うわの空だった


遥輝が声をかけてくれなかったら夜まで教室にいるハメになった


ため息をつきながら、トボトボと歩いた


遥輝はわたしの行動に違和感をいだいたのか
頭に手をのせてきた


「あんま、溜めすぎるなよ」


何気ない一言だったが、わたしの涙腺を緩ませるには十分だった

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