続・俺と結婚しろよ!
賢ちゃんに握られていたせいか、ほんのり温かいその鍵。
ピカピカ光るその鍵。
まさか、もらえるとは思わなかった。
これって、カップル憧れの合鍵だよね?
「あれだな……まぁ……」
賢ちゃんは少し言いにくそうに、頭に手を当てる。
「咲良に信じてもらいたいし」
「え……」
「合鍵で家に入ったら、知らねぇ女が……ってことは、絶対ねぇから」
「縁起でもない」
あたしは賢ちゃんを睨む。
そんなことあったら、今度こそ音信不通になってやるんだから!
でも、やっぱり嬉しい。
賢ちゃんがあたしに合鍵をくれるなんて!
あたしは賢ちゃんの鍵を受け取り笑顔で言う。
「ありがとう!!」