貴方が欲しい
夢の始まり
ガヤガヤ

ここは私立岐城学園高等学校

頭がずば抜けていい人

親が大手企業の社長とかの人しか入れない有名な学園だ



「はーい!!みなさん!デイクラスのみなさんは門限なので寮に帰ってくださ〜い」


私は 岐城 瑠璃 (きしろ るり)



この岐城学園の風紀委員をしている


そしてもうひとりの女の子

「はやくデイクラスのみなさんは寮に戻ってください!!!!も〜るりぃみんな帰ってくれないよぉ」


この子が私のお姉ちゃん

岐城 優姫 (きしろ ゆうき)

あの日何も覚えていなかった私が唯一自分で覚えていた事がこの人が自分のお姉ちゃんだということ


デイクラスの女子が口々に文句を言う

「え〜嫌だぁあ」



「ダメです!!!!早く寮に戻ってください!ナイトクラスの方たちが出てきてしまいます」



お姉ちゃんはしっかりものでわたしの自慢のお姉ちゃんだ

てゆうかはやく女子自分の寮にかえってよぉ


はやくっ


女子たちはいっこうに帰る気配を見せない


こんなんじゃまた間に合わないよぉ

私が何を焦っているかというと、、、、


ガチャッ

月の寮の門が開いた


「「「キャーーーーーーーーーーーーーーーーー」」」


「「ナイトクラスのみなさまよ!」」


「間に合わなかった、、」

とほほ…

ナイトクラスのみなさんがたになぜデイクラスの女子が騒いでいるかというと

ナイトクラスの方たちは絶世の美男子、美女しかいないからだ


女子たちはナイトクラスのかたたちを出待ちしていたのだ


女子たちはナイトクラスの寮の門が開いたのを合図に一斉にナイトクラスの方たちに群がる


「道を開けてくださぁぁい!!!!」


女子たちはいつも以上に元気でグイグイ前に出てくる

「キャァッ」!!!


ドテンッ



女子たちを押さえるのに必死だった私はコケてしまった

「イタタタタタ、血が出ちゃった」

転んだところを擦りむいてしまった


いたぁぁいもう泣きそう、、、

しゃがんでいる私に大きな影がかかった



「瑠璃、、大丈夫かい?」



「枢先輩っ!!!!!!」


瑠璃はパアアアと顔を明るくする

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