貴方が欲しい
ガチャッ






自室についた私たちはベットの脇に腰をかけた








「ねぇ瑠璃?話さないといけないことって何なの??」






お姉ちゃんが真剣な顔で聞いてくる







「私。実はヴァンパイアなの」







するとお姉ちゃんは少し驚いた顔をしてすぐに私を優しく抱きしめた



「え?」





私は驚いた





「瑠璃のこと嫌いにならないの??」




「え?なんで?、瑠璃が人間じゃなくても瑠璃が私の可愛い妹ってことには何の代わりもないよ?」






「ウアウゥお姉ちゃん!!」








私は泣き出してしまった








お姉ちゃんは、優しくは抱きしめていてくれた
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