私のおにいちゃん


だったら、お兄ちゃんを、




キラだけの、ものにして、お兄ちゃんが、





キラの事、好きなってくれれば、




それでいい。




お兄ちゃんを、悲しませる人が、




いるなら、いなくなれば、いい。




*零斗*
「キラ……」




お兄ちゃんは、




キラの事、抱き締めてくれた。




あったかくて、いい匂い。




でも、お兄ちゃんの頬は、涙で冷たい。




お兄ちゃんのこと、助けようともしない、




お母さんが、お父さんが、




憎い




嫌い




邪魔




いらない。


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