ドSな王様ひろいました⁈
「…うん、完璧。流石は江藤さん。やっぱり江藤さんにお願いして良かったよ、ありがとう、助かりました」

「いいえ、仕事ですから。…それでは私はこれで失礼します」

デスクの上を片付けながら、清春に言う。

「俺ももう終わるんだ。駅まで一緒に行こう」

「…はい」

清春の作業が終わるまで、コーヒーを飲みながら、その作業を見守っていた。

…清春は、本当に、何から何まで完璧だ。仕事は出来るし、容姿も申し分ない。仕事をしているその様も、カッコイイなんて、女子社員から人気なのも頷ける。

「…終わった、帰ろうか。…江藤さん」
「なんですか?」

「そうやって、俺の事ずっと見てたの?」
「あ、すみません。カッコイイので、つい見つめてしまいました」

なんて言いながら、頬をかいた。清春はクスッと笑うと私の頭をポンと叩いた。

「こんなに綺麗な女性に見つめられるなんて、光栄だな」
「またまた〜。からかわないでください」

「からかってなんてないよ。江藤さんは、本当に綺麗だよ」
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