毒舌男子の偽彼女
本当の君は?
澪side


ベットに寝転んで今日あったことを振り返る。


「玲央……優しかったなぁ。」


「俺が?ありがとう。」


「ひゃあ!?」


び…びっくりした。


って、なんでいるの!?


心臓がバクバクしている。



「あのさ、他の男には気をつけろよな……。」



…………。


玲央が心配してくれてる?


しかもこれって……やきもち?


少しだけ自意識過剰になっていいかな……。


勇気を振り絞る。


「れっ…玲央って私のこと…すっすきなの…?」
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