セシル ~恋する木星~


山口の目をまっすぐ見て、セシルは言った。
「おかえりなさい」

「ただいま」

「山口さん、すごい日焼けされてますね」

「うん、今、ゴルフの帰りなんだ」

「そうだったんですね」

「うん。向こうではできないから、帰ったときくらいなんだけどね」

浅黒い肌に白と紺のボーダーのポロシャツが、山口をより若々しく見せていた。
初めて見る半袖姿だ。腕の筋肉も結構あるように見えた。



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