ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
【陽花side】

着いたの懐かしの家。

あそこの門にいるのってお父様?怒られるのかな?それにいつもよりボディーガードの数が多いしおっかない。

あぁ。逃げ出したい。


執事2「本当にいいんですね?」

『黙って。とっとと運転して。』


ついに門の前。とりあえず車から出た。


『お、お父様?』

お父様「陽花……。」

『は、はい。』


冷たい声。怖い。怒られる。


お父様「婚約が決まったぞ。」

『え!?うそ、そんなぁ。』

お父様「なんだ?嬉しく無いのか?」

『い、いえ。で、お相手は?』

お父様「清宮さん所の息子さんだ。」

「え!?あそこって……」

お父様「話をつけてきた。」

『……。』

お父様「だからお前は用済みだ。」

『え?』

お父様「だから死ね。」


バンッ


大量の血が1面を埋める。


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