夢の勇者と3つの世界

この世界について

レノール王国はとても大きな王国で、国の真ん中には大きなお城が建っていた。

『あれが私の家よ！』

サクラが城に向かって指をさした。

「お姫さまと聞いていたからうっすらそんな気はしていたけど本当にお前はお姫さまなんだな。」

そんなことを話してお城に向かっていた。

ふと俺はあることが気になった。

(こんなに大きな王国なのに人にまったく活気がない..。それに痩せ細っている。それどころか人が少なすぎないか。)

俺は気になりサクラに訊ねてみた。

するとサクラの顔は下がり、さきほどまでの笑顔が消えた。

『あとで話す..わ....。』

そのあと俺とサクラは城に着くまで一言も話さなかった。