たった一言、「…………」
労い
液晶画面に浮かんだ文字。


「お疲れ様でした。」


ワタシは選ばれた人だったみたいです。


波が引くのを間近で見たのは何度目でしょう。


深く頭を垂れたのも何度目だったか。


いつも、たった一人ではなかったけれど……。



「お疲れ様でした。」


文字にされ声に出されて、ようやく気づくこともあるのだと教えられました。


たった一言、「お疲れ様。」


掛けるのはアナタだけではなく、ワタシもだったのですね……。


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