北見先輩のハートをゲット
なんか、悟先輩はかっこよく言ってるつもりだけど、わたしはわかる。

暴走族は恐ろしいと……


「わたしは…そのっ……」


「いい。別に嫌なら」


ドクっと胸が痛む


北見先輩はわたしが姫じゃなくてもいいと思っているのかもしれない。


でも、北見先輩と…北見先輩と会える接点ができればもっと私を知ってもらえる


だから、


「嫌じゃありません。わたし、姫というものになります」


北見先輩をまっすぐ見た
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