アリストの3姉妹
『う、ぐぅあぁぁーーー!!!』
という聞くも苦しい悲鳴を上げ、ドサッ!という音が響いた。
人が倒れたのだ。

『プサン!!!どうした?プサン?!』

『きゃぁぁ!!』
娘が悲鳴を上げる。

つづいて・・・・

『うぅぅ、ぐっががが!』

ドサッ!

『なにごとだ?』

『アレン!! うっがぁぁ、喉が、喉が焼げるぅぅ』

引き続き・・・一人の若者が『かぁぁぁーっ!!』と、雄たけびを上げて、直ぐ様慌ててワインでうがいをした。

『ど、毒だ!食べ物に毒が入っていたんだ!ゲェェェッ、ゲホッ!』
『何?毒を?なんと言うことだ!』

誰もが、楽しんでいたひと時が、一瞬のうちに暗黒の色に包まれた。



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