思い出約束
「俊くん。戻ったのね!!良かった〜」


「迷惑かけて悪かった」



「まったくだぜっ!」


久しぶりにケンカができる海斗はイキイキしていた。

「でも、どうやって記憶が戻ったの!?」



「前に、春花に渡していた手紙を見たとき、なんか懐かしい感じがしたんだよ。」



「えっそうだったの!!?」
まったく知らなかった…


「さっすがっ春花!!」



海斗、テンション高すぎ(笑)




あっそうだ!


「あたし、ちょっと沙良と話したい事があるんだっ。だから、ちょっと抜けるね…」



一言言い、2人で病室を出ていった。



ドクン ドクン


大丈夫…!




きっと大丈夫…!!


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