私と君
月曜日 一限目

体育

男女別授業。

女子はバスケ。

私は中学ではバスケ部だった。

苦労はしない。

しかし。

「とりゃっ!」

佳奈が可愛い///

「舞花ちゃんっ!!?」

っは!

バシーッ!

顔面直撃…

「大丈夫!?」

りさちゃん……。

あぁ、コイツか。

「せんせーっ!舞花ちゃん鼻血がっ!」

what!?

「ごめん。先生、職員室だわ☆」

what!?×2

「保健室まで私がおんぶするからっ!」

what!?×3

「ぉ、重…。」

(おいこら。)

「舞花ー!?」

慎吾…っ!?

「俺が運ぶよ。」

慎吾に担がれてる。

重いのに……。

あぁ、皆が見てる。

あれは敵を見る目ですね。

皆、テレパシー的なもので『リア充死ね』って言うのはやめようよ。

それにしても

「慎吾…なんで?」

男子は外でサッカーのはず。

「休憩してたら騒がしかったんで覗いてみた☆」

うれしぃ///

ありきたりなシチュエーションが

こんなにうれしいなんて。

私は恋を嘗めていた。
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