【短】見えない君の愛コトバ
雪菜ちゃんはニンマリと笑いながら僕の方を見た。

「遊園地よ♪」

ゆっ…遊園地ー!?

「遊園地なんて…小さいころから行ってないよ~…」

「私なんて一度も行ったことないから!!」

「一度も!?」

一度もないんだ~。
珍しいよね…。

「だから明日は9時集合ね♪約束♪…もし約束を破ったら…」

雪菜ちゃんは僕を見た。何を言うかはわかるよ。

「…呪うんでしょ?」

「わかってれば良し☆じゃあ!!また明日ねー」

雪菜ちゃんは僕を残して消えて行った。

遊園地とかなんか恥ずかしいけど…友達とどこか行くのとか初めてだから…ちょっと楽しみかも。

そう思いながら僕は家に帰った。
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