彼はミルクティー依存症
置いて行かれた岡崎 零は椅子三つを使って寝かされている


少し上気した頬に苦しそうな息


それすらも美しいが、どうやら体調悪いのは嘘ではないらしい



バタークッキーを食べながら彼を観察する



と、



「よ、しき……みず」



苦しそうに息をしながら手を伸ばす岡崎零。



あいにく、今ここに井川良樹くんはいないし

あたしはお水を持ってない


あたしの手元にあるのは新発売のミルクティーだけ。



息苦しそうな彼を放っても置けず、とりあえずペットボトルを手渡す



「あり、がと」


途切れ途切れにお礼を言いながら辛そうに上体を起こす彼を手伝う


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