僕は使命を果たすため下界に降りる。

夏休み

ー終業式の日ー

「~〜ですから、夏休みはしっかりと勉強や生活をすること。」

今は終業式の最中。
僕達が転向してきたのは七月の半ばだったらしい。
「暑い…」
僕の属性は氷…火が弱点となる。
暑いのは苦手で、無意識に冷気を出してしまう汗
「今日はいい温度だな」ボソッ
秋…普通の人間はそんなこと言わないよ汗
隣にいた天音ちゃんが
「保冷剤念のため作って持っておきました、使ってください」ボソッ
と人間が使う保冷剤?と言うものをくれた。
持ってみると、この暑い場所にぴったりな物だった。
「ありがとうね」ボソッ
僕は保冷剤と言うものを手で隠すように持った

「夏休み中は事故を起こさず過ごすこと…部活もしっかりとはげむように…」

校長先生が言い終わた。

「立ってください。気をつけ、礼」

「「「「「「ありがとうございました。」」」」」」
「1年生から退場してください」
やっと式がおわった。
「泉、それなんだ?」
さっき貰った保冷剤を見せた。
「これ、天音ちゃんがくれたんだ、この場所に最適だよ?触ってみて」笑
僕は秋の手に保冷剤をあてた
「ギャッ!寒!なにこれ!最強に冷たい!」
あ、秋火だった笑
寒いの苦手だったね笑
「ごめんごめん」笑
「秋さん泉さん進みますよ?」クスクス
天音ちゃんはさっきの秋のことで笑っている笑
「あ、ありがとう」
「センキュッ!」
僕達は教室に戻った。

ーーー教室ーーー

「すぐ掃除に取り掛かってください。」
次は大掃除、僕の仕事はほうきらしい、秋は雑巾、天音ちゃんは窓拭き。

「泉ー雑巾の水寒い!めっちゃ寒い」泣
「我慢我慢」笑
少しは我慢しないと笑
「ああ…」泣
僕はほうきの仕事をちゃんとこなした。
秋は…途中雑巾を投げて遊んでた、とりあえずほうきで叩いた笑
天音ちゃんは…黒板が凄く綺麗になっていた笑

こうして、一学期は終了した。
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