片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「冬也が継がなければ、誰が緑川派を継ぐの?」


「大体、俺達のコトじゃないだろ?父さんと義母さんのコトだ。二人はとっくに別れている。なのに、皆にして・・・俺は不倫の経験ないけど。不倫ってそんなに悪いコトか?」


「冬也・・・」


「俺は破門された父さんに代って、家元を継ぐ為に育てられた。俺を育ててくれた爺ちゃんも婆ちゃんも大好きだ。
爺ちゃんの想いには応えて、家元になりたい。
でも、それ以上に夏芽の存在が俺にとっては大切なんだ」


俺達は唯の同期、ライバルだった。


でも、男と女として惹かれ合った。


――――――俺は夏芽がスキだから偽装だが、結婚相手に選んだ。


「だから…夏芽。絶対に俺から離れるな」


「冬・・・也」


「俺がどんな道に進もうとお前は付いて来い。夏芽」


俺は夏芽を抱き締めた。


そして、甘い蜜な夜に溺れたーーー・・・









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