片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「・・・本気で浮気相手になれとは言わない。お前も芸能人だ」
「俺に夏芽さんの浮気相手を演じろと言いたいの?」
「栗原さん…それは・・・幾らなんでも・・・平沢さんに迷惑かかるし」
「柾貴さんには弱みを握られてるし、栗原さんに言われたら従うしかないけど」
「平沢さん?」
テーブルに置いていたスマホが鳴り響く。
相手はタイミング良く冬也だった。
冬也には何も言わず外出した私。
私は立ち上がって二人には背中に向けて、冬也と通話した。
「もしもし・・・」
―――――俺だ。夏芽お前…今何処だ?
「何処と言われても・・・」
背後に人の気配を感じ、振り返ると平沢さんが私のスマホを取り上げた。
「もしもし・・・冬也さんですか?
奥さんの浮気相手の星苑兵馬です」
「俺に夏芽さんの浮気相手を演じろと言いたいの?」
「栗原さん…それは・・・幾らなんでも・・・平沢さんに迷惑かかるし」
「柾貴さんには弱みを握られてるし、栗原さんに言われたら従うしかないけど」
「平沢さん?」
テーブルに置いていたスマホが鳴り響く。
相手はタイミング良く冬也だった。
冬也には何も言わず外出した私。
私は立ち上がって二人には背中に向けて、冬也と通話した。
「もしもし・・・」
―――――俺だ。夏芽お前…今何処だ?
「何処と言われても・・・」
背後に人の気配を感じ、振り返ると平沢さんが私のスマホを取り上げた。
「もしもし・・・冬也さんですか?
奥さんの浮気相手の星苑兵馬です」