片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
私達が箱に服を詰めていると冬也が入って来た。
「新しい奥さんと喧嘩でもしたのか?」
「香苗に代って夏芽に謝ろうと思って」
「私なら気にしてないわ。私だって香苗さんの立場なら前の奥さんと選んだ家具と家電は全部処分する」
「夏芽…」
「俺は姉ちゃんを幸せにしてくれと言ったよな。冬也さん」
颯は立ち上がって冬也のセーターの胸許を掴んだ。
「姉ちゃんと離婚して1ヵ月も経たない間に再婚なんて・・・どう言う神経してる?」
「は、颯!?」
颯は冬也の頬を殴った。
「颯!?」
冬也はその勢いでクローゼットの扉に背中をぶつけた。
「新しい奥さんと喧嘩でもしたのか?」
「香苗に代って夏芽に謝ろうと思って」
「私なら気にしてないわ。私だって香苗さんの立場なら前の奥さんと選んだ家具と家電は全部処分する」
「夏芽…」
「俺は姉ちゃんを幸せにしてくれと言ったよな。冬也さん」
颯は立ち上がって冬也のセーターの胸許を掴んだ。
「姉ちゃんと離婚して1ヵ月も経たない間に再婚なんて・・・どう言う神経してる?」
「は、颯!?」
颯は冬也の頬を殴った。
「颯!?」
冬也はその勢いでクローゼットの扉に背中をぶつけた。