片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
俺は仕事の合間に、濱部副社長のスマホに電話を掛けた。
―――――お義父さんの好きな物?
「挨拶に行くにしても手土産が必要だから。義理の息子である濱部副社長ならご存知かと思って」
―――――そうだな。お義父さんは銀座の『あけぼの堂』の最中がスキだ
「そうか。『あけぼの堂』の最中か・・・ネットで調べてみる」
――――――そこの最中は予約制で、なかなか手に入らない。普通で予約しようと思うなら1ヵ月かかるかもしれない。俺が何とかしてやるよ。
「ありがとうございます。濱部副社長」
――――――いいよ。別に。じゃ俺もこれから外出するし、切るぞ
「はい。お忙しいのに失礼します。濱部副社長」
――――――じゃあな。
―――――お義父さんの好きな物?
「挨拶に行くにしても手土産が必要だから。義理の息子である濱部副社長ならご存知かと思って」
―――――そうだな。お義父さんは銀座の『あけぼの堂』の最中がスキだ
「そうか。『あけぼの堂』の最中か・・・ネットで調べてみる」
――――――そこの最中は予約制で、なかなか手に入らない。普通で予約しようと思うなら1ヵ月かかるかもしれない。俺が何とかしてやるよ。
「ありがとうございます。濱部副社長」
――――――いいよ。別に。じゃ俺もこれから外出するし、切るぞ
「はい。お忙しいのに失礼します。濱部副社長」
――――――じゃあな。