いつも隣に君がいた
走りながらその子の背中を見てようやく気付いた。
子供だ
鏡で見たわけじゃないから確定とまではいかないけど、ほぼ間違いなく私も子供に戻っている。
私の現在の意識だけが子供の身体に移ったという方が正しいかもしれない。
「どこに向かってるの?」
進めば進むほど光が強まる。
私の手を引っ張る子は相変わらず楽しそうに笑っている。
私はなぜか怖くなってきた。
行っちゃダメだって誰かに言われているような気がする。