いつも隣に君がいた






「疲れた〜」






学校に着くと倒れ込むように自分の机に向かう。






毎朝の事ながら、朝の電車には慣れない。







ぎゅうぎゅうに押されて、学校に着く頃にはもうヘロヘロ。







やっとの思いで自分の席に座って窓の外を眺める。






窓の外、グラウンドにはサッカー部がいる。







私の視力じゃ修司がどれなのかは見つけられないけれど、あの中に修司が、好きな人がいて頑張っているんだと思うと見てて癒されたりする。






実夏あたりにはバレてるのかもしれないけれど、実はこれも毎日の日課のようになってたりするんだよね








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