いつも隣に君がいた








でもね、空回っても頑張るしかないんだよ











頑張ること以外、私は方法を知らない。











「カイ、こっちで勉強しよう?」











「........」











カイは黙ったまま、教室の中を見つめたまま何も言わない。












「......カイ?」











なんで黙って.......











「どうし.....」










視線を上げてカイの横顔を見る。










私はカイの横顔見て思わず、出かかった言葉を飲み込んだ。











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