いつも隣に君がいた









少し行くと、公園があった。











私たちはそこで休憩していくことにした。












公園には水飲み場もある。












私はそこで水分補給した後、ブランコに向かう。














「私、ブランコ好きなんだよね」













漕ぎ始めると、昔と違って、ブランコが低すぎて少し漕ぎにくいことに気づいた。













「なんで、好きなの?」













カイはブランコを囲う柵に腰掛けて、私に尋ねる。













「少しでも空に近づけるような気がするから」











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