いつも隣に君がいた










なんで、カイが同じセリフを言うの...?










その時のカイの表情は、後ろからまばゆい光で照らされているせいで、逆光のようになって分からなかった。










カイ、だめだよ










声にはなってくれないけど、必死に伝えようと叫ぼうとする。










「大丈夫」










カイの声が聞こえてきて、また私は手を引っ張られた。










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